限界に挑戦!短縄記録会
1月31日(火曜日)の朝、持久力の向上、および粘り強く取り組む態度の育成をねらいとして、全校児童生徒による短縄記録会を行いました。開始にあたり、体育委員会委員長からは「練習の成果を発揮してがんばろう」、校長先生からは「新記録目指して挑戦しよう」というお話がありました。
短縄記録会は個人の部4種目、代表児童生徒技披露、縄跳びリレーの順番で進んでいきました。低学年児童はリズムよく跳ぶことができるまでよく練習をしていました。また、中学年以上の児童の中にはかなりの回数を跳ぶ児童もいました。学年が上がるごとに、技も時間も伸び、大きな拍手が起きていました。
今回は保護者の方の参観もあり、児童生徒は頑張って跳んでいる姿を見てもらおうと張り切っていました。来年度の短縄記録会に向け、これからも練習を積み重ね目標に向かってチャレンジしていきましょう。
リセオで初めて行った 中2修学旅行!!
出発直前に、現地の事情で行き先が変わってしまった修学旅行。楽しみにしていたチチェンイッツァは、突然の変更で行くことができませんでした。でも、マヤパン遺跡とカバー遺跡の見学もとても素晴らしい体験となりました。
1日目はメリダ市内を観光し、とても治安が良い事を学んだり、野口英世像を見たりしました。2日目はマヤパン遺跡、アシエンダ・ソトゥータ・デ・ぺオン、マヤの家、カバー遺跡とたくさん巡ることができました。遺跡を登ったところから見た景色は絶景でした。また、セノーテに行くときに乗った馬車もとても風情があって素敵な経験でした。3日目のウシュマル遺跡では、遺跡の模様の意味などを学ぶことができました。メキシコには本当にたくさんの歴史があり、知れば知るほど興味が湧いてきます。
中学校生活での一大イベントである修学旅行。小学校では行くことができませんでしたが、その分もみんなが満喫できました。修学旅行での集団行動で身に付いた力を発揮し、学校生活のいろいろな場面で活かしていきましょう。
新たな気持ちで 書初め
1月5日(木曜日)に、書初め大会を実施しました。
まず、全校児童生徒が体育館に集まり、静かに校長先生の話を聞きました。その後、「春の海」の曲をBGMに、1・2年生は教室で、小学部3年生以上は体育館で、心を込めて書初めを行いました。11月から、小学部は楷書、中学部は楷書・行書の課題を書写の時間に練習してきました。その成果を発揮して、素晴らしい筆遣いで書く児童生徒も見られました。
日本の行事である書初めを日本コースのみんなで行うことを通して、日本文化の伝統に親しみ、新年を迎えた喜びを共有することができました。
【1年生】「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」
【2年生】「きれいなはつ日の出を見ました。新しい一年がはじまります。」
【3年生】「友だち」
【4年生】「明るい心」
【5年生】「新しい風」
【6年生】「将来の夢」
【中学1年生】「不言実行」
【中学2年生】「新たな目標」
【中学3年生】「旅立ちの春」
中学部3年生 第53回仮卒業式挙行
12月15日(木曜日)に、在メキシコ日本大使館公使 真鍋尚史様、日本コース運営委員会委員長 吉本裕様をはじめ多くの来賓の方にもご臨席いただき、中学部の仮卒業式を行いました。日本の高校に進学するために帰国する生徒がおり、全員が揃うのはこの時期が最後であるという事情から、例年冬季休業前に仮卒業式を行っています。
中学3年生8名は、義務教育の集大成として、立派な姿で校長先生から卒業証書を受け取りました。先輩の様子を見守っている在校生の心の中には、きっとこれまでのいろいろな思い出がよみがえっていたことでしょう。
校長先生は式辞の中でスティーブ・ジョブスの人生にふれ、「自分がやりたいことが決まっている人は次のステージに向け頑張ってほしい。まだ見つかっていない人は自分がやりたいことを見つける努力をやめてはいけない。やりたいことは何なのか、自分の心の声を大切にし、これからの時代を照らす貴重な光となってほしい」と期待を込めエールを送ってくださいました。
卒業生が残していったものは後輩に引き継がれ、一層リセオを輝かせてくれることでしょう。8名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
リセオが一つになった!帰ってきた運動会
11月13日(日)に行う予定だった第46回日本メキシコ学院大運動会は大気汚染のため延期となり、保護者の参観なしで15日(火曜日)に実施しました。
練習は各学年ともメキシココースと合同で、複数回行ってきました。日本コースの児童生徒は文化の違いを肌で感じるとともに、よい刺激を受けたようです。また一緒にいる時間が増えた分、顔を覚えて会話をしている様子も見られました。
本番当日は、小学6年生の鼓笛隊による「イエローサブマリン」「カルメン」「ビバ・ラ・ビダ」の演奏で元気よく入場。その後、全校児童生徒による学年別徒競走、選抜リレー、団体競技等で、日本とメキシコが一つになり大いに盛り上がりました。
河野隆理事長は開会式の挨拶の中で「運動会でリセオが一つになる」と話されました。日本の「規律ある行動の美しさや力強さを大切にするよさ」と、メキシコの「仲間と一緒に体を動かすことを楽しむよさ」が混ざり合い、子供たちがそれぞれに輝いた運動会をすることができました。
結果は前回に続き、今回も紅組が優勝。閉会式の中で石松康司学院長は、子供たちに「負けは挑戦の始まり」という言葉を伝えてくださいました。それぞれが運動会で学んだことを生かし、次の目標に向かって進んでいきましょう!
英語スピーチコンテストを開催しました
令和4年10月25(火) に、日本コース中学部主催で、中学生による英語スピーチコンテストを実施しました。
中学部では、発表に向け夏休み前から準備に取りかかりました。前半は2分、アドバンスコースは3分に内容をまとめて発表をします。まずスピーチのテーマを決めたあと、各自が話の構成を考え、9月中に最終原稿を仕上げました。授業では、身振り・手振りも交えて聞き手に伝わるスピーチを工夫し、英語による表現力を高めていきました。
また、取り上げた内容についてまとめる活動を通して、各自の考えが深まっていったようです。
スピーチコンテストは長年リセオで取り組んできており、生徒の英語力向上に役立っています。
この取組を通して英語の言語に興味を持ち、いっそう自分を表現する力を高めることにつながってほしいと願っています。
学習発表会でみんなのパワー全開 中学部
中学部は、台本、演出、道具作成のすべてに仲間と力を合わせて取り組みました。この活動を通してチームワークが一層深まりました。
学習発表会でみんなのパワー全開
9月24日(土曜日)、3年ぶりにアウディトリオで対面での学習発表会を行いました。
一昨年度はコロナウイルスの影響で中止、昨年度は学校で撮影したものをオンライン配信するという形で実施しました。夏休み前から準備に取りかかり、どの学年も壁を乗り越えながら満足できる表現に近づけていきました。今回はステージでの子供たちの姿を見て、それぞれの成長を感じていただけたのではないかと思います。
「アウディトリオの中がとても良いエネルギーに包まれていたように感じました。」
「子供たちの頑張った姿に感無量でした。」
「リセオのみんなの変化や成長を感じられてとても楽しい時間でした。」
「各学年とてもがんばりました。そしてそれぞれの笑顔がとてもすてきでした。」
保護者の方々からのメッセージを励みに、さらにリセオの教育を充実させていきます。
カサ・ダヤ訪問
8月20日(土曜日)に、中学部の生徒26名で母子支援施設『カサ・ダヤ』を訪問しました。今回の訪問は、様々な理由で施設で暮らしながら自立を目指して勉強したり働いたりしている女の子たちとの交流が中心でした。
事前にメキシコの社会問題を学ぶ機会をもち、ボランティアとして自分たちにできることを考え準備をしました。初めての出会いの中でどこまで交流ができるか不安もあったと思いますが、いっしょに活動をしているうちに笑顔で触れ合う場面が多く見られ、大変和やかに交流できました。短い時間でしたが、訪問をきっかけにこれからできることを考える時間がもてたことは、生徒にとって大変有意義でした。
訪問に際してたくさんの支援物資を提供していただき、ありがとうございました。
前期後半が始まりました
夏休み明けの8月15日、子供たちの姿が戻ってきました。日本コースでは10名の編入児童生徒を迎え、130名となりました。1か月間の夏休みには、それぞれ思い出に残るたくさんの体験ができたことでしょう。
夏休み明け全校集会では、校長先生から「母校」について話がありました。40年前の卒業生が夏休み中にリセオを訪ねて来られたそうです。当時と比べて立派な施設で、子供たちがコロナに負けず元気に生活していることをとても喜んで帰られたことを紹介し、新しい仲間と共に大人になっても誇れるリセオをみんなで作っていこうと話されました。
これから、対面では3年ぶりとなる学習発表会や運動会も予定されています。新型コロナウイルスの影響で実施されなかったため、ほとんどの教職員が未経験の行事ですが、力を合わせてリセオの新たな歴史を作っていきたいと思います。