限界に挑戦!短縄記録会
1月31日(火曜日)の朝、持久力の向上、および粘り強く取り組む態度の育成をねらいとして、全校児童生徒による短縄記録会を行いました。開始にあたり、体育委員会委員長からは「練習の成果を発揮してがんばろう」、校長先生からは「新記録目指して挑戦しよう」というお話がありました。
短縄記録会は個人の部4種目、代表児童生徒技披露、縄跳びリレーの順番で進んでいきました。低学年児童はリズムよく跳ぶことができるまでよく練習をしていました。また、中学年以上の児童の中にはかなりの回数を跳ぶ児童もいました。学年が上がるごとに、技も時間も伸び、大きな拍手が起きていました。
今回は保護者の方の参観もあり、児童生徒は頑張って跳んでいる姿を見てもらおうと張り切っていました。来年度の短縄記録会に向け、これからも練習を積み重ね目標に向かってチャレンジしていきましょう。
百人一首大会
小学部では、2012年度から百人一首に取り組んでおり、今年度で11年目となります。1年生から6年生までの児童が、1月の百人一首大会に向け11月から各クラスで練習に取り組んできました。その成果を発揮するべく、大会の直前まで子供たちは百人一首のカードを一生懸命見直すなど意欲的でした。
現代に伝わる百人一首は、100人の歌人の優れた和歌を一首ずつ選んで年代順に配列したものです。リセオでは100首を20首ずつに色分けした五色百人一首を使っています。
大会は低学年、高学年別に色ごとのトーナメント戦を行い、勝ち上がった者同士が決勝戦で対戦しました。これ以外に無差別級があります。これはその場で任意に選んだ色のかるたを使って対戦するもので、百人一首をたくさん覚えている児童が挑戦しました。大会は、対戦相手と向き合って行う真剣勝負です。シーンと静まり返った空気の中で行われた決勝戦は、見ごたえがありました。
この活動を通して、日本の伝統文化である百人一首を知るとともに、対戦することを通して礼儀作法を身につける機会になってほしいと願っています。
新たな気持ちで 書初め
1月5日(木曜日)に、書初め大会を実施しました。
まず、全校児童生徒が体育館に集まり、静かに校長先生の話を聞きました。その後、「春の海」の曲をBGMに、1・2年生は教室で、小学部3年生以上は体育館で、心を込めて書初めを行いました。11月から、小学部は楷書、中学部は楷書・行書の課題を書写の時間に練習してきました。その成果を発揮して、素晴らしい筆遣いで書く児童生徒も見られました。
日本の行事である書初めを日本コースのみんなで行うことを通して、日本文化の伝統に親しみ、新年を迎えた喜びを共有することができました。
【1年生】「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」
【2年生】「きれいなはつ日の出を見ました。新しい一年がはじまります。」
【3年生】「友だち」
【4年生】「明るい心」
【5年生】「新しい風」
【6年生】「将来の夢」
【中学1年生】「不言実行」
【中学2年生】「新たな目標」
【中学3年生】「旅立ちの春」
6年生 修学旅行に行ってきました!
小学部6年生は、11月30日~12月2日に楽しみにしていた修学旅行に行きました。11月30日は日本コースの児童生徒と教職員に見送られて学校を出発。事前学習で準備していたおかげで、行動は大変スムーズでした。
〔日程〕
1日目 フロール・デ・アルファルファ(チーズ農場)見学
サン・ミゲル・デ・アジェンデ見学
2日目 タラベラ工房絵付け体験
ドローレス・イダルゴ イダルゴ中央広場等見学
グアナファト観光
3日目 ケレタロ見学中止 UNAM(メキシコ国立自治大学)見学
特に心に残った思い出は、グアナファトのピピラの丘から見た夜景の美しさと、チーズ農場のピザ、そして仲間と一緒に過ごしたホテルでの時間だと話していました。
町を歩く子供たちの元気のよいあいさつに、メキシコの方々も笑顔になったそうです。経験豊富なガイドさんから、これまで担当した6年生の中でも最高で、集団行動も最速だ!とほめていただいた6年生。素晴らしい体験ができたことに感謝し、卒業までの日々でこの学びを生かしてほしいと思います。
リセオが一つになった!帰ってきた運動会
11月13日(日)に行う予定だった第46回日本メキシコ学院大運動会は大気汚染のため延期となり、保護者の参観なしで15日(火曜日)に実施しました。
練習は各学年ともメキシココースと合同で、複数回行ってきました。日本コースの児童生徒は文化の違いを肌で感じるとともに、よい刺激を受けたようです。また一緒にいる時間が増えた分、顔を覚えて会話をしている様子も見られました。
本番当日は、小学6年生の鼓笛隊による「イエローサブマリン」「カルメン」「ビバ・ラ・ビダ」の演奏で元気よく入場。その後、全校児童生徒による学年別徒競走、選抜リレー、団体競技等で、日本とメキシコが一つになり大いに盛り上がりました。
河野隆理事長は開会式の挨拶の中で「運動会でリセオが一つになる」と話されました。日本の「規律ある行動の美しさや力強さを大切にするよさ」と、メキシコの「仲間と一緒に体を動かすことを楽しむよさ」が混ざり合い、子供たちがそれぞれに輝いた運動会をすることができました。
結果は前回に続き、今回も紅組が優勝。閉会式の中で石松康司学院長は、子供たちに「負けは挑戦の始まり」という言葉を伝えてくださいました。それぞれが運動会で学んだことを生かし、次の目標に向かって進んでいきましょう!
日墨協会秋祭りに参加しました
10月28日(金)に日墨会館で開催された秋祭りに日本コース5・6年生児童がステージ参加しました。子供たちは日々の音楽の授業を中心に練習を重ね、『君が代』『さくらさくら』『おぼろ月夜』『赤とんぼ』『秋のデュオ』『もみじ』など、日本の心や秋を感じられる曲を心を込めて合唱・合奏しました。来場された方から「アンコール」の声も上がり、会場全体の盛り上がりに5・6年生は達成感で満ち溢れていました。
また、29日(土)には、職員有志も太鼓演奏を2曲披露しました。演奏を聴いた方々からは、「よかった!」「先生たちは以前聞いた時よりも上手だった」とうれしい言葉をいただきました。
リセオでは、これからも積極的にメキシコに暮らす人々との交流を図り、国際交流を進めて参ります。
英語スピーチコンテストを開催しました
令和4年10月25(火) に、日本コース中学部主催で、中学生による英語スピーチコンテストを実施しました。
中学部では、発表に向け夏休み前から準備に取りかかりました。前半は2分、アドバンスコースは3分に内容をまとめて発表をします。まずスピーチのテーマを決めたあと、各自が話の構成を考え、9月中に最終原稿を仕上げました。授業では、身振り・手振りも交えて聞き手に伝わるスピーチを工夫し、英語による表現力を高めていきました。
また、取り上げた内容についてまとめる活動を通して、各自の考えが深まっていったようです。
スピーチコンテストは長年リセオで取り組んできており、生徒の英語力向上に役立っています。
この取組を通して英語の言語に興味を持ち、いっそう自分を表現する力を高めることにつながってほしいと願っています。
学習発表会でみんなのパワー全開
9月24日(土曜日)、3年ぶりにアウディトリオで対面での学習発表会を行いました。
一昨年度はコロナウイルスの影響で中止、昨年度は学校で撮影したものをオンライン配信するという形で実施しました。夏休み前から準備に取りかかり、どの学年も壁を乗り越えながら満足できる表現に近づけていきました。今回はステージでの子供たちの姿を見て、それぞれの成長を感じていただけたのではないかと思います。
「アウディトリオの中がとても良いエネルギーに包まれていたように感じました。」
「子供たちの頑張った姿に感無量でした。」
「リセオのみんなの変化や成長を感じられてとても楽しい時間でした。」
「各学年とてもがんばりました。そしてそれぞれの笑顔がとてもすてきでした。」
保護者の方々からのメッセージを励みに、さらにリセオの教育を充実させていきます。
前期後半が始まりました
夏休み明けの8月15日、子供たちの姿が戻ってきました。日本コースでは10名の編入児童生徒を迎え、130名となりました。1か月間の夏休みには、それぞれ思い出に残るたくさんの体験ができたことでしょう。
夏休み明け全校集会では、校長先生から「母校」について話がありました。40年前の卒業生が夏休み中にリセオを訪ねて来られたそうです。当時と比べて立派な施設で、子供たちがコロナに負けず元気に生活していることをとても喜んで帰られたことを紹介し、新しい仲間と共に大人になっても誇れるリセオをみんなで作っていこうと話されました。
これから、対面では3年ぶりとなる学習発表会や運動会も予定されています。新型コロナウイルスの影響で実施されなかったため、ほとんどの教職員が未経験の行事ですが、力を合わせてリセオの新たな歴史を作っていきたいと思います。
明日から夏休み!全校集会を実施
7月15日(金)からいよいよ1か月間の夏休みが始まります。
14日は、夏休み前全校集会、のど自慢大会をアウディトリオで行いました。
全校集会では、校長先生から「夏休みは自分で時間割を決めることになるので、24時間の使い方を考えて過ごしてください」という話がありました。また、生活指導部長の森先生からは、「命を大切にするために」、「楽しく過ごすために」気を付けることについて話がありました。
その後は広報委員会によるのど自慢大会があり、12組の出場者が練習の成果を発揮して大きな拍手をもらっていました。審査委員の先生方から賞の発表もあり、大変盛り上がりました。